JICA地球ひろばが体験ゾーンを大幅リニューアル
国際協力機構(JICA)が運営する「JICA地球ひろば」(東京・新宿区市ヶ谷)がこのほど施設の大幅なリニューアルを行い、4月15日(土)に記念お披露目会を開催しました。
会場には、タレントのボビー・オロゴン氏をゲストとして招き、同氏の母国ナイジェリアの現状とJICAによる支援などのトークセッションが行われました。続いて、2015年9月、ニューヨークの国連本部で150を超える加盟国首脳が参加した「国連持続可能な開発サミット」で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」について解説が行われました。
「SDGs」は2030年までに人類が目指す世界として、貧困、教育、ジェンダー、産業と技術革新、気候変動、平和と公正などの17のテーマを解決すべき世界共通の目標として掲げています。今回のリニューアルの目玉は、「SDGs」について小学生でも分かりやすく理解できる体験ゾーンの充実で、新設された映像が写せる大型球体とディスプレイがお披露目されました。360度回転する球体は、地球を北極・南極を中心に見ることもできるほか、映像や「SDGs」の情報などが投影され、来場者を驚かせました。JICAでは、今後も「JICA地球ひろば」を多くの学校に利用してもらい、「SDGs」への理解を広めたい考えです。