ＬIＸＩＬ現場社員と地域住民による社会貢献活動

すぐれた機能やデザインで海外からも注目されている日本のトイレ。このトイレや住設機器・建材を製造販売するＬＩＸＩＬでは、コーポレート・レスポンシビリティ活動として、①グローバルな衛生課題の解決、②水の保全と環境保護、③多様性の尊重の３分野に注力して取り組んでいます。ＬＩＸＩＬ中四国支社は、エリアのコーポレート・レスポンシビリティ活動として、自治体と協力し、外国からの旅行者も多く利用する観光地のトイレを清掃することで、おもてなしの心を育もうと「中四国・観光地トイレおもてなし一斉清掃」を実施しています。今年度は同社社員を中心とし、地元企業や小学生からお年寄りまでの地域住民のべ１１３４名が参加しました。

取り組みに参加した小豆島町立星城小学校と苗羽小学校では、清掃作業に先駆け、同社のオリジナル出前授業『トイレが世界を救う！』が実施されました。世界では約９億人が屋外で排泄を行っていることや、不衛生な環境が原因で発症する下痢性疾患により毎日５歳未満の子ども８００人以上が命を落としていることが伝えられた。児童たちは、清潔なトイレ環境の大切さや世界のトイレが抱える課題を学んだ後に一斉清掃を行ったことで、より主体的に取り組むことができたようです。

同支社長の渡邊氏は「この取り組みに多くの方が賛同いただけたのは、社員一人ひとりが地道に地域の方々とつながりを築いてきた証」と語ったくれました。「おもてなし清掃」は２０１８年度も実施される予定で、学校、地域、企業が協力した活動として今後も注目されそうです。