社会貢献教育の流れを創り出すために 「社会貢献教育オープンシンポジウム2018」開催!

高校生による実践発表もあり、活発な意見交換が行われた

今年で4回目を迎える「社会貢献教育オープンシンポジウム2018」が3月17日、駒澤大学で開催され、教育関係者、NPO団体、高校生などが参加しました。

主催は日本ファンドレイジング協会(鵜尾雅隆・代表理事)で、公益法人、NPOなど非営利団体が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為=ファンドレイジングの普及活動を行っている団体です。

シンポジウムでは、まず、National Youth Leadership Council CEOのAmy Meures氏による「米国での社会貢献教育展開の実態~初中等教育で 行われている社会貢献教育プログラムと カリキュラム最新事例」をテーマとした基調講演が行われました。

続いて「社会貢献教育は学校教育とどう連携できるか~ 学校が地域と取り組む最新事例と生徒の変化」と題して、東京学芸大学附属国際中等教育学校のボランティア部の実践や岡山学芸館高等学校によるカンボジアの貧困問題を課題とした実践報告のほか、諸団体による社会貢献活動に関する報告やグループでの話し合いが行われました。

また、「社会貢献教育推進のメカニズムを日本で動かすために 必要なこと」をテーマに行われたシンポジウムでは、福祉教育や寄付教育などの実践報告のあと、会場から活発な意見が出るなど、社会貢献教育のあり方についても話し合われました。

同協会は今後も同様なシンポジウムを開催して、学校に向けた社会貢献教育の普及に力を入れていく意向です。

■詳細=日本ファンドレイジング協会

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